プレオルソの費用はいくら?保険適用の対象となるのかも解説

2026年02月12日(木)

歯のコラム

こんにちは。岡山市北区津島西坂の歯医者「MAEDA DENTAL CLINIC」です。

プレオルソを手に持った子ども

子どもの歯並びや噛み合わせの問題を早期に改善するための矯正方法として注目されているのが、プレオルソです。プレオルソは、柔らかい素材で作られた取り外し可能な矯正装置で、乳歯から永久歯への移行期の子どもに適した治療法とされています。

しかし「費用はいくらかかるの?」「保険は適用されるの?」といった疑問を持つ保護者の方も多いでしょう。

この記事では、プレオルソの費用はどれくらいか、保険は適用されるのか解説します。プレオルソを使用した治療のメリットや注意点についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。

プレオルソとは

プレオルソを装着しようとしている子ども

プレオルソとは、子どもの歯並びや噛み合わせの乱れを予防・改善するために開発されたマウスピース型の矯正装置です。

対象となるのは主に5歳から10歳ごろの成長期の子どもで、この時期に装着することで口の機能を正しい方向へ導いていきます。プレオルソはやわらかい素材で作られているため、装着時の違和感が少なく、小さな子どもでも慣れやすい設計になっています。

プレオルソは、歯そのものを無理に動かすのではなく、舌の位置や口呼吸、飲み込み方などの口腔習癖にアプローチし、間接的に歯並びが整うようサポートするのが特徴です。

また、日中1時間程度の装着と就寝時の使用が基本とされているため、子どもの負担も少なく取り組みやすい矯正方法です。形状は既製品でありながら複数のサイズや柔軟性が用意されており、一人ひとりの成長に合わせた調整が可能です。

プレオルソの費用

プレオルソの費用のイメージ

プレオルソを使用した治療にかかる費用は歯科医院によって異なりますが、相場はおおよそ5万円〜20万円程度です。

この費用には、プレオルソの本体代だけでなく、経過観察・調整・指導などの費用が含まれるケースもあります。また、初診料・精密検査料などが別途必要になる場合もあり、総額は歯科医院によって前後します。

治療期間が長引く場合や、装置の交換が必要になる場合には追加費用がかかることもあるため、契約前に内容をしっかり確認しておきましょう。

プレオルソは保険適用の対象?

プレオルソは保険適用の対象か説明するイメージ

プレオルソでの矯正治療を検討する際、治療費が高額になることから、保険が適用されるのかどうか気になる方は多いでしょう。

結論からいうと、プレオルソは基本的に保険適用の対象外です。健康保険が適用されるのは、治療を必要とする特定の疾患や明らかな機能的障害がある場合に限られます。

たとえば、唇顎口蓋裂などの厚生労働省が定める特定の疾患に該当する場合や顎変形症など、機能的な問題が明確であるケースでは、保険適用の対象となる場合があります。

しかし、プレオルソは主に小児の歯並びや噛み合わせの改善を目的とした治療であり、予防的な側面が強いことから、自由診療として扱われるのが一般的です。

保険診療の対象となるかどうかは、症状の重症度や診断内容によって異なるため、事前に歯科医院で確認しておくことが大切です。

プレオルソで治療するメリット

プレオルソで治療するメリットのイメージ

ここでは、プレオルソでの治療における主なメリットを詳しく解説します。

痛みや違和感が少ない

プレオルソは、歯を強い力で動かすことを目的とした装置ではなく、口周りの筋肉や舌の位置、呼吸の仕方などに働きかけてバランスを整える治療法です。そのため、歯に大きな力が加わりにくく、装着時の痛みが出にくいという特徴があります。

成長期の子どもの発達を活かしながら、口腔機能の改善を目指していきます。また、やわらかく弾力のある素材で作られているため、口の中に入れた際の違和感が少ない点も特長です。

歯並びが悪くなるのを防ぐことができる

プレオルソは、歯並びの乱れを根本的に防ぐアプローチができる装置です。悪い歯並びの多くは、舌の位置が低い、口呼吸がある、口周りの筋肉が弱いといった生活習慣や癖が原因となっています。

プレオルソはこうした原因にアプローチできるため、歯並びが悪くなるのを未然に防ぐことが可能です。早い段階で適切な環境を整えることで、歯が本来あるべき位置に自然と並ぶように導くことができ、将来的な矯正治療の負担も軽減されます。

取り外しが可能で衛生的

プレオルソは自分で取り外すことができるマウスピース型の装置です。基本的に学校ではつけず、自宅で使用するスタイルのため、日常生活への影響が少なく、子どもの負担を軽減できます。

また、食事や歯磨きのときには取り外せるため、衛生面でも優れています。装置に汚れがたまりにくく、口腔内を清潔に保ちやすいため、虫歯や歯ぐきのトラブルを防ぐのにも役立つでしょう。

装着時間が短い

プレオルソは、基本的に就寝時と日中の数時間のみ装着する治療方法です。一日中つけ続ける必要はなく、学校や習い事、食事の時間は外して過ごせます。そのため、日常生活への影響が少なく、子どもにとって取り組みやすい点が特長です。

装着する時間があらかじめ決められていることで、生活リズムの中に組み込みやすくなります。長時間の装着が求められないため、負担感が少なく、継続しやすい矯正方法といえます。

将来的な矯正治療の負担を減らすことができる

プレオルソで成長期のうちに噛み合わせや口周りの筋肉のバランスを整えておくことで、永久歯が生え揃ったあとの歯列矯正が進めやすくなる可能性があります。プレオルソによって顎の成長を正しい位置へ導くことで、歯がきれいに並びやすい環境を整えることができるためです。

その結果、大がかりな処置を避けられるケースもあります。早い段階で土台を整えることで、将来、矯正治療が必要になった場合でも身体的な負担を軽くすることにもつながります。成長期に取り組む意義は、この点にあるといえるでしょう。

プレオルソで治療する場合の注意点

プレオルソで治療する場合の注意点のイメージ

プレオルソには多くの利点がありますが、治療を始める前に理解しておきたいポイントもあります。ここでは、主な注意点をわかりやすく解説します。

自己管理が必要

プレオルソは取り外しができるマウスピース型の装置です。そのため、決められた時間にきちんと装着することが治療の前提となります。装着時間が短い日が続くと、口周りの筋肉や噛み合わせへの働きかけが十分に行われにくくなります。

特に小学生くらいまでのお子さまの場合、自分の判断だけで装着時間を守るのは簡単ではありません。遊びや習い事を優先してしまうこともあります。そのため、保護者の方が毎日声をかけたり、装着のタイミングを一緒に確認したりすることが重要です。

さらに、装置は清潔に保つ必要があります。使用後は水で洗い、専用ケースで保管するなど、日々の管理が欠かせません。家庭での協力体制が整っているかどうかが、治療を継続するうえで大きなポイントになります。

適応できる症例や年齢が限られている

プレオルソは乳歯と永久歯が混ざっている混合歯列期に使用されることが多く、顎の成長が活発な時期に効果を発揮しやすい装置です。永久歯がすべて生え揃ったあとでは、十分な変化が得られにくい場合があります。

また、歯の重なりが非常に強いケースや、顎の骨格に大きなずれがある場合には、ほかの矯正方法が必要になることもあります。見た目では軽い歯並びの乱れに見えても、詳しく検査すると別の原因が見つかることもあるでしょう。

そのため、治療を始める前にはレントゲン撮影や口腔内の検査を行い、現在の状態を正確に把握することが大切です。お子さんの歯並びが気になった時点で早めに歯科医院で相談することで、適切なタイミングを逃さずに済みます。

まとめ

プレオルソで綺麗な歯並びになった笑顔の子ども

プレオルソは、成長期の子どもを対象に、顎や口周りの筋肉のバランスを整えながら歯並びの土台づくりを行う矯正装置です。やわらかいマウスピース型の装置で、決められた時間に装着することで、口腔機能の改善を目指します。日常生活に取り入れやすい点も特徴のひとつです。

費用は原則として自由診療となり、相場はおおよそ5万円から20万円程度ですが、検査料や通院費などが加わる場合もあるため、事前に総額を確認しておくことが大切です。

治療効果を引き出すためには、装着時間を守ることや家庭でのサポートが欠かせません。また、すべての症例に対応できるわけではないため、適切な診断を受けることが大切です。プレオルソの費用や特徴を正しく理解し、お子さまの将来を見据えた選択を行いましょう。

小児矯正を検討されている方は、岡山市北区津島西坂の歯医者「MAEDA DENTAL CLINIC」にお気軽にご相談ください。

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