子どもの歯ぎしりの原因と治す方法とは?小児歯科でできること
2026年02月10日(火)
子どもが寝ている間に歯ぎしりをしている様子を見て、心配になる保護者の方は多いのではないでしょうか。音が大きかったり、毎晩続いたりすると、歯や顎への影響が気になるかもしれません。子どもの歯ぎしりは成長過程で一時的に見られることもありますが、原因によっては注意が必要な場合もあります。今回は、小児歯科の視点から、子どもの歯ぎしりの原因と治す方法について、岡山市北区の歯医者 まえだデンタルクリニックが解説します。

目次
子どもの歯ぎしりとはどのような状態?

子どもの歯ぎしりは、大人とは異なる背景で起こることが多く、必ずしも異常とは限りません。まずは特徴や起こりやすい時期を知ることが大切です。
成長過程で見られる一時的な歯ぎしり
乳歯が生えそろう時期や、永久歯へ生え替わる時期には、噛み合わせを確認するように歯ぎしりが起こることがあります。これは顎や歯の位置を調整する過程と考えられています。
睡眠中に起こりやすい理由
子どもの歯ぎしりは、眠っている間に見られることが多いとされています。睡眠中は無意識のため、噛む力の調整が難しく、歯と歯が強く接触しやすい状態になることがあります。
音がしない歯ぎしりもある
歯ぎしりというと音を伴うイメージがありますが、音が出ないまま歯を強く噛みしめている場合もあります。見た目では気づきにくく、歯のすり減りで判明することもあります。
年齢による傾向の違い
乳幼児期から学童期にかけて歯ぎしりが見られることがありますが、成長とともに自然に減少するケースが多いとされています。ただし、長期間続く場合は原因の確認が必要です。
放置してよい場合と注意が必要な場合
一時的で症状が軽い場合は経過観察となることもありますが、歯の摩耗や顎の違和感がある場合は、小児歯科での相談が推奨されます。
歯ぎしりはすべてが問題になるわけではありませんが、状態を正しく知ることで、必要な対応が見えてくるでしょう。気になる変化があれば、早めに歯科医師へ相談することが大切です。
子どもの歯ぎしりの主な原因と治す方法

子どもの歯ぎしりは、原因を理解したうえで対応することが大切です。成長に伴う変化だけでなく、生活習慣や環境が関係している場合もあるため、原因に応じた向き合い方を知っておきましょう。
噛み合わせの不安定さと成長によるもの
乳歯や生えたての永久歯は高さや位置が安定しておらず、噛み合わせを調整する目的で歯ぎしりが起こることがあります。この場合、成長に伴って自然に落ち着いていくこともあり、定期的に様子を見ていくことが一般的です。
ストレスや緊張による影響
環境の変化や集団生活の始まりなど、子どもなりの緊張が歯ぎしりとして現れることがあります。就寝前に落ち着いた時間を作り、眠れる環境を整えることで、歯ぎしりの軽減が期待できます。
口呼吸や姿勢などの生活習慣
口呼吸や頬づえ、うつぶせ寝といった習慣は、顎や歯列に負担をかけ、歯ぎしりにつながる場合があります。日中の姿勢や呼吸の様子に気を配り、少しずつ改善を意識しましょう。
歯や顎への負担が大きい場合の対応
歯のすり減りが目立つ、顎に違和感があるといった場合には、小児歯科での相談が推奨されます。状態に応じて、専門的な確認が行われることがあります。
子どもの歯ぎしりは、原因によって治す方法や考え方が異なることがあります。無理にやめさせるのではなく、成長や生活環境を踏まえながら、適切に対応していくことが大切です。
小児歯科でできる子どもの歯ぎしり対策

子どもの歯ぎしりが続くと、「このままで大丈夫なのか」と不安に感じる保護者の方も少なくありません。小児歯科では、歯や顎にかかる力を把握したうえで、経過観察やケアの方法が検討されることがあります。
噛み合わせや歯列の確認
歯ぎしりの背景に噛み合わせの不調和が見られる場合、歯の生え方や顎の成長状態を確認することがあります。状態に応じて、経過観察や対応の検討が行われることがあります。
歯や顎への影響のチェック
歯のすり減り具合や顎の動き、痛みの有無などを確認したうえで、歯ぎしりによる影響について判断されることがあります。
マウスピースの検討
歯への負担が大きい場合には、成長を妨げない範囲でマウスピースを使用することがあります。使用の可否や時期は慎重に判断必要があります。
口腔習癖へのアドバイス
口呼吸や舌の使い方など、歯ぎしりに関係する癖について、家庭で意識できるポイントが伝えられることがあります。
定期的な経過観察
成長とともに歯ぎしりが落ち着いてくるケースもあるため、定期検診で変化を確認しながら対応を調整していくことがあります。
歯ぎしりが続いている場合でも、成長とともに変化が見られることは少なくありません。小児歯科での確認を通じて、無理のない対応を選んでいくことが大切です。
岡山市北区の歯医者 まえだデンタルクリニックの小児矯正について

岡山市北区津島西坂の歯医者 まえだデンタルクリニックでは、お子様の健やかな成長をサポートする小児矯正に力を入れています。 小児矯正は、顎の成長発育を利用しながら歯並びを整える治療法です。早期に治療を開始することで、将来的な抜歯のリスクを減らし、自然できれいな歯並びへと導きます。 見た目の改善はもちろん、呼吸や姿勢など全身の健康にも良い影響を与え、お子様の未来の可能性を広げることを目指します。
【岡山市北区の歯医者 まえだデンタルクリニックの小児矯正の特徴】
当院の小児矯正のポイント① 成長期を利用した無理のない治療
大人に比べ、子どもの顎はまだ成長途中であるため、その成長力を利用して顎の骨を拡げたり、バランスを整えたりすることが可能です。少ない力で歯を動かせるため、お子様への負担を最小限に抑えながら、理想的な骨格へと導きます。
当院の小児矯正のポイント② お口周りの筋肉を整えるMFT(口腔筋機能療法)
歯並びが悪くなる原因の一つである、舌や唇などの筋肉バランスの乱れを整えるトレーニング「MFT」を取り入れています。お口周りの筋肉を正しく使えるようになることで、矯正後の後戻りを防ぐだけでなく、口呼吸の改善や姿勢の安定も期待できます。
当院の小児矯正のポイント③ 負担の少ないマウスピース矯正「プレオルソ」
5~10歳くらいの生え変わり期のお子様には、シリコン製のマウスピース装置「プレオルソ」などを導入しています。痛みがほとんどなく、装着は「日中の短い時間と就寝時のみ」で済むため、学校へ着けていく必要がなく、継続しやすいのが特徴です。
当院の小児矯正のポイント④ 全身の健康と自信を育む
歯並びが整うと噛む力が均等になり、脳への刺激が増えて集中力が高まるなど、学習や運動面でのメリットも期待できます。また、コンプレックスを解消し、自信を持って笑顔になれるよう、お子様の心と体の成長をトータルでサポートします。
岡山市北区で小児矯正をお探しの方、またはお子様の歯並びが気になる方は、まえだデンタルクリニックにご相談ください。精密な検査に基づき、お子様一人ひとりの成長に合わせた最適な治療法をご提案いたします。
まとめ

子どもの歯ぎしりは、成長過程で一時的に見られることも多く、必ずしも問題とは限りません。しかし、噛み合わせや生活習慣、ストレスなどが関係している場合もあり、状態に応じた見極めが大切です。家庭での生活リズムの見直しや癖への配慮に加え、必要に応じて小児歯科での確認を受けることで、歯や顎への影響を抑えることにつながるでしょう。
子どもの歯ぎしりについてお悩みの方は、岡山市北区の歯医者 まえだデンタルクリニックまでお問い合わせください。
監修:前田 武将
2000年 岡山大学歯学部 卒業
2004年 岡山大学大学院 歯周病態学分野 修了・学位取得
【勤務歴】
森本歯科(姫路)に2年勤務
MOMO DENTAL CLINIC(岡山)
【所属機関】
日本口腔インプラント学会
日本顎咬合学会
日本歯周病学会
日本臨床歯科学会(大阪SJCD)
K.I.S スタディーグループ
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