子どもの矯正治療はいつから行うべき?歯の矯正を始めるタイミングの見極め方
2026年03月17日(火)
歯のコラム
子どもの歯並びは成長とともに変化することがあるため、矯正治療を始める適切なタイミングを知りたいという声は少なくありません。乳歯から永久歯へと移り変わる時期は、歯や顎の発育に個人差があり、観察するポイントも多くあります。早すぎても遅すぎても負担がかかることがあるため、開始時期を見極めることが大切です。今回は、子どもの矯正治療を始める目安や、成長期を活かした治療の考え方について、岡山市北区の歯医者 まえだデンタルクリニックが解説します。

子どもの歯の矯正はいつから?

子どもの矯正治療は、年齢だけで判断するのではなく、歯の生え方や顎の成長段階を確認しながら適切なタイミングを見極めることが大切です。ここでは、開始時期の考え方と見逃したくないポイントを整理します。
乳歯だけの時期は経過観察が基本
乳歯だけの時期は、すぐに矯正治療を行うとは限りません。ただし、指しゃぶりや口呼吸など、顎の成長に影響する習慣がある場合は注意が必要です。
前歯が永久歯に生え替わる頃が相談の目安
6〜7歳頃は、前歯が永久歯に生え替わり始める時期とされています。歯並びの変化が現れやすくなり、矯正の必要性を判断しやすいポイントが増えるため、相談を検討するきっかけになることがあります。
顎の成長を活かしやすい時期を確認する
顎の成長が活発な小学校低学年から中学年の時期は、骨格の調整を目的とした治療が検討されることがあります。成長の力を取り入れられる場合があり、治療の選択肢が広がることもあります。
状態によっては早めの治療を検討する
受け口や深い噛み合わせなど、放置すると成長に影響が出る可能性がある場合には、5〜6歳頃から治療が検討されることがあります。
永久歯がそろってからでも治療を検討できる場合がある
中学生以降でも、矯正治療が選択肢となることがあります。永久歯列が整った段階で、歯の位置を細かく調整する治療が行われることがあります。
子どもの矯正治療は、開始時期を一律に決めるのではなく、成長に合わせて相談することが大切です。
子どもの成長期を活かした矯正治療とは

成長期の矯正治療は、顎の発育を活かしながら、歯並びや噛み合わせのバランスを整えることを目的としています。大人の矯正とは役割が異なり、将来的に歯が並ぶスペースを確保したり、噛み合わせの土台を整えたりする点が特徴です。
顎の広がりをサポートする装置を使用することがある
顎が狭い場合には「拡大床」や「急速拡大装置」などが用いられ、成長に合わせて幅を広げる方法が選択されることがあります。歯が並ぶためのスペースづくりをすることが主な目的といわれています。
歯が並ぶ土台づくりを行う
永久歯がそろう前に、「バイオネーター」などの機能的矯正装置を用いて、顎の位置や噛み合わせの土台を整えることがあります。過度な負担をかけず、成長を活かしながら進めていく考え方が基本とされています。
習慣の改善を促す治療を併用することがある
口呼吸や指しゃぶりなどが影響する場合、「プレオルソ」や「マイオブレース」などを使用し、成長に影響する癖の改善を図ることがあります。装置を使う過程で、日常の悪習癖を意識するきっかけになることがあります。
段階的に治療を進めることがある
成長期の装置を一定期間使用し、その後は発育を確認しながら次の治療に進む場合があります。顎や歯の発育状況に応じて、治療の進め方を見直すことがあります。
成長期を活かした矯正治療は、子どもの発育段階を踏まえながら無理のない方法を選択することが大切です。
学校生活を考えた子どもの矯正治療のポイント

子どもの矯正治療では、治療効果だけでなく、学校生活への影響も考慮することが大切です。授業中の違和感や体育・給食への影響などは、事前に把握しておくことで負担を抑えやすくなります。
取り外し式装置は生活シーンに合わせて選ぶ
マウスピース型などの取り外し式装置は、食事や歯磨きがしやすく、体育の時間にも対応しやすい特徴があります。一方で、決められた装着時間を守る必要があるため、日常の中で装着を習慣化できるかどうかがポイントになるでしょう。
固定式の装置は日常に馴染みやすい
装着直後は違和感を覚えることもありますが、次第に装置のある状態に慣れていくとされています。また、固定式装置は取り外す必要がないため、学校生活の中でも比較的スムーズに使用できる場合があります。
給食や体育など学校の生活リズムを想定する
給食の内容や運動の頻度によって、装置の使い勝手は変わることがあります。学校での過ごし方を踏まえ、装置が生活にどのような影響を与えそうかを事前に考えておくと、スムーズに進められるケースもあります。
調整後の痛みや違和感への対処を把握する
矯正装置の調整後には、軽い痛みや違和感が出ることがあります。あらかじめ対処方法を知っておくことで、学校生活への影響を最小限に抑えるための工夫につながるでしょう。
学校生活への影響を抑えて矯正を進めるためには、装置の特徴と生活リズムを踏まえた選択が大切です。
岡山市北区の歯医者 まえだデンタルクリニックの小児矯正について

岡山市北区津島西坂の歯医者 まえだデンタルクリニックでは、お子様の健やかな成長をサポートする小児矯正に力を入れています。 小児矯正は、顎の成長発育を利用しながら歯並びを整える治療法です。早期に治療を開始することで、将来的な抜歯のリスクを減らし、自然できれいな歯並びへと導きます。 見た目の改善はもちろん、呼吸や姿勢など全身の健康にも良い影響を与え、お子様の未来の可能性を広げることを目指します。
【岡山市北区の歯医者 まえだデンタルクリニックの小児矯正の特徴】
当院の小児矯正のポイント① 成長期を利用した無理のない治療
大人に比べ、子どもの顎はまだ成長途中であるため、その成長力を利用して顎の骨を拡げたり、バランスを整えたりすることが可能です。少ない力で歯を動かせるため、お子様への負担を最小限に抑えながら、理想的な骨格へと導きます。
当院の小児矯正のポイント② お口周りの筋肉を整えるMFT(口腔筋機能療法)
歯並びが悪くなる原因の一つである、舌や唇などの筋肉バランスの乱れを整えるトレーニング「MFT」を取り入れています。お口周りの筋肉を正しく使えるようになることで、矯正後の後戻りを防ぐだけでなく、口呼吸の改善や姿勢の安定も期待できます。
当院の小児矯正のポイント③ 負担の少ないマウスピース矯正「プレオルソ」
5~10歳くらいの生え変わり期のお子様には、シリコン製のマウスピース装置「プレオルソ」などを導入しています。痛みがほとんどなく、装着は「日中の短い時間と就寝時のみ」で済むため、学校へ着けていく必要がなく、継続しやすいのが特徴です。
当院の小児矯正のポイント④ 全身の健康と自信を育む
歯並びが整うと噛む力が均等になり、脳への刺激が増えて集中力が高まるなど、学習や運動面でのメリットも期待できます。また、コンプレックスを解消し、自信を持って笑顔になれるよう、お子様の心と体の成長をトータルでサポートします。
岡山市北区で小児矯正をお探しの方、またはお子様の歯並びが気になる方は、まえだデンタルクリニックにご相談ください。精密な検査に基づき、お子様一人ひとりの成長に合わせた最適な治療法をご提案いたします。
まとめ

子どもの矯正治療は、年齢だけで判断せず、歯の生え変わりや顎の成長段階を踏まえてタイミングを見極めることが大切です。歯並びや噛み合わせに気になる点がある場合は歯科医師に相談することで、経過観察でよいのか、成長を活かした治療が適しているのかを整理しやすくなります。将来の負担を抑えるためにも、早めに状況を確認しておくことが、対応の選択肢を広げることにつながるでしょう。子どもの歯の矯正についてお悩みの方は、岡山市北区の歯医者 まえだデンタルクリニックまでお問い合わせください。