切らないインプラント治療とは?メリット・デメリットを解説

2026年02月04日(水)

インプラント治療に関心はあるものの、「外科的に歯ぐきを切るのが不安」「身体への負担が気になる」と感じている方も多いのではないでしょうか。近年、そうした不安に配慮した方法として「切らないインプラント」という考え方が注目されています。ただし、すべての方に適応できる治療ではなく、特徴や注意点を正しく理解することが大切です。今回は、切らないインプラントとは何か、治療の基本的な流れや考え方について、岡山市北区の歯医者 まえだデンタルクリニックが解説します。

インプラントイメージ

切らないインプラント治療とは?治療前から術後までのポイント

インプラントイメージ

切らないインプラント治療とは、歯ぐきを大きく切開せず、必要最小限の処置でインプラントを埋め込む方法を指します。基本的に通常のインプラント治療と目的や構造は同じですが、治療前後で確認しておきたいポイントがあります。

切らない方法の特徴

切らないインプラント治療では、歯ぐきをメスで切らず、専用の器具で小さな穴を開けてインプラントを埋入する方法が用いられることがあります。処置範囲を抑えやすい点が特徴ですが、骨や歯ぐきの状態によっては適応できない場合もあります。

事前検査と診断の重要性

切らない方法を検討する際は、CT撮影などによる詳細な検査が欠かせません。顎の骨の厚みや高さ、神経や血管の位置を確認し、治療が可能かどうかを判断することがあります。検査結果によっては、別の治療方法が提案される場合もあります。

治療計画におけるポイント

検査結果をもとに、インプラントの位置や角度、深さを事前に計画します。歯ぐきを切開しない分、計画の精度が治療結果に影響しやすいため、慎重な検討が求められます。

術後の経過観察と管理

処置後は、インプラントが顎の骨と結合するまで状態を確認します。腫れや痛みの程度には差があるため、歯科医師の指示に従い、定期的なチェックを受けることが大切です。

切らないインプラント治療は、検査や計画、術後の管理も含めて、自身の状態に合うかを歯科医師と相談しながら検討することが重要です。

切らないインプラント治療のメリット

インプラント治療を検討中の女性イメージ

切らないインプラント治療には、処置方法ならではのメリットがあります。ただし、メリットだけで判断せず、条件や制限も含めて理解することが求められます。

身体への負担に配慮しやすい

歯ぐきの切開範囲が小さいため、処置後の腫れや違和感が出にくいとされています。外科処置に不安を感じやすい方にとって、心理的負担の軽減につながる場合があります。

治療時間が短くなることがある

処置工程が少ないことで、治療時間が短縮される場合もあります。ただし、口腔内の状態や症例によって異なることがあります。

回復までの期間が比較的早い場合がある

歯ぐきへの刺激が少ないことで、日常生活への影響が抑えられることがあります。ただし、回復の早さには個人差があります。

縫合を行わないケースがある

歯ぐきを縫合しない方法が選択される場合、抜糸のための通院が不要になることがあります。その結果、通院回数の負担が軽減される可能性があります。

審美面への影響を考慮しやすい

歯ぐきの切開が少ないことで、処置後の歯ぐきの形態変化が起こりにくい場合があります。見た目を重視する方にとって、検討材料となることがあります。

切らないインプラント治療には、処置や回復面でのメリットが考えられます。ただし、すべての症例に当てはまるわけではない点を理解しておくことが重要です。

切らないインプラント治療のデメリット

インプラントについて説明するイメージ

切らないインプラント治療は身体への負担に配慮しやすい方法とされていますが、注意点や制限もあります。治療を検討する際には、デメリットについても理解しておくことが重要です。

適応できる症例に限りがある場合がある

顎の骨の量や質が十分でない場合、切らない方法が選択できないことがあります。骨造成が必要と判断されたケースでは、従来の外科処置が検討されることもあります。

視野が限定されやすい

歯ぐきを切開しないため、処置中に骨の状態を直接確認できる範囲が限られることがあり、状況把握に工夫が必要になる場合があります。

高度な技術と設備が必要になることも

CT撮影やガイドシステムなど、専門的な設備を用いた診断と施術が求められることがあります。事前の検査や準備が重要になる治療方法といえるでしょう。

治療計画に沿って進める必要がある場合がある

計画からずれた位置に埋入すると、噛み合わせやインプラントの安定性に影響が出ることがあります。そのため、処置中の柔軟な調整が難しくなることもあります。

通常のインプラントと同様のリスクがある

切らない方法であっても、感染やインプラントが骨と結合しない可能性など、一般的なインプラント治療と同様に注意が必要とされています。

切らないインプラント治療には制限やリスクも存在します。自身の口腔内状態に合うかどうかを、歯科医師と相談しながら判断することが大切です。




岡山市北区の歯医者 まえだデンタルクリニックのインプラント治療について

顎模型イメージ

岡山市北区津島西坂の歯医者 まえだデンタルクリニックでは、歯を失ってしまった方への選択肢としてインプラント治療に対応しています。 インプラントは、失った歯の部分に人工の歯根を埋め込み、その上に人工の歯を装着することで、天然歯に近い機能と見た目を回復させる治療法です。 ご自身の歯に近い自然な噛み心地を取り戻し、食事や会話を再び楽しめるようサポートすることを目指します。

【岡山市北区の歯医者 まえだデンタルクリニックのインプラント治療の特徴】

当院のインプラントのポイント① CTによる精密な診断と安全性

インプラント治療では、事前にCT撮影を行い、顎の骨の量や状態、神経の位置などを詳細に確認します。安全性を第一に考え、精密な診断に基づいた治療計画を立案します。

当院のインプラントのポイント② 周囲の健康な歯を守る治療

イインプラントは失った部分に独立して人工歯根を埋め込むため、ブリッジのように両隣の健康な歯を削る必要がありません。周囲の歯に負担をかけず、ご自身の歯を最大限に残すことができます。

当院のインプラントのポイント③ 天然歯に近い自然な噛み心地

顎の骨にしっかりと固定されるため、入れ歯のようなズレや違和感が少なく、ご自身の歯に近い感覚でしっかりと噛むことができます。見た目の美しさも回復します。

当院のインプラントのポイント④ 最適な選択肢のご提案

当院ではインプラント治療のほか、自家歯牙移植(ご自身の他の歯を移植する方法)も含め、患者さまのお口の状態やご希望に応じた最適な選択肢をご提案しています。

岡山市北区でインプラント治療をお探しの方、または歯を失ってお悩みの方は、まえだデンタルクリニックにご相談ください。CT診断に基づき、患者さまに合った治療法をご提案いたします。

まとめ

要点イメージ

切らないインプラント治療とは、歯ぐきを大きく切開せずに行うインプラントの方法で、身体への負担に配慮しやすい点が特徴とされています。一方で、適応できる症例が限られることや、事前に精密な検査と慎重な治療計画が必要になる点には注意が必要です。メリットとデメリットの両方を理解したうえで、歯科医師と相談しながら判断することが大切です。

切らないインプラント治療についてお悩みの方は、岡山市北区の歯医者 まえだデンタルクリニックまでお問い合わせください。

監修:前田 武将

2000年 岡山大学歯学部 卒業
2004年 岡山大学大学院 歯周病態学分野 修了・学位取得

【勤務歴】
森本歯科(姫路)に2年勤務
MOMO DENTAL CLINIC(岡山)

【所属機関】
日本口腔インプラント学会
日本顎咬合学会
日本歯周病学会
日本臨床歯科学会(大阪SJCD)
K.I.S スタディーグループ
CSTPC
MID-G