インプラント周囲の歯ぐきが下がる原因は?見た目への影響と防ぐ方法
2026年03月27日(金)
歯のコラム
歯を失った部分の治療方法として選ばれることがあるインプラントですが、治療後に「歯ぐきが下がってきたように感じる」と不安に思う方もいるかもしれません。インプラントは人工歯ですが、周囲の歯ぐきや骨などの組織と密接に関係しています。そのため、歯ぐきの状態によっては見た目や口腔環境に影響が出る場合もあります。今回は、インプラント周囲の歯ぐきが下がる原因や見た目への影響、防ぐためのケア方法について、岡山市北区の歯医者 まえだデンタルクリニックが解説します。

目次
1. インプラント周囲の歯ぐきが下がってしまう主な原因

インプラントの周囲の歯ぐきが下がる原因はさまざまです。口腔内の環境や生活習慣など、複数の要因が関係することがあります。
①歯周病やインプラント周囲炎
インプラントの周囲に細菌が増えると、歯ぐきに炎症が起こることがあります。インプラント周囲炎と呼ばれる状態になると、歯ぐきが下がる原因になる場合があります。
②歯磨きの力が強すぎる
強い力で歯磨きを続けると、歯ぐきに負担がかかることがあります。インプラント周囲の歯ぐきにも影響する可能性があります。
③インプラント周囲の骨の吸収
インプラント周囲の骨が減少すると、それに伴って歯ぐきの位置が変化することがあります。骨の状態は歯ぐきの形にも関係します。
④噛み合わせの負担
噛み合わせのバランスが崩れていると、インプラントに過度な力がかかることがあります。長期間続くと周囲組織に影響することがあります。
⑤加齢による変化
年齢を重ねることで歯ぐきや骨の状態が変化することがあります。これにより歯ぐきの位置が変化する場合があります。
インプラント周囲の歯ぐきが下がる原因は一つではなく、さまざまな要因が関係しています。日常のケアや定期的なチェックが重要です。
2. 歯ぐきが下がることでインプラントや見た目に及ぼす影響

インプラント周囲の歯ぐきが下がると、見た目や口腔内の環境に影響することがあります。ここでは、主に考えられる影響について紹介します。
①インプラントの金属部分が見えることがある
歯ぐきが下がると、インプラントの土台部分が見えることがあります。見た目が気になる原因になる場合があります。
②歯と歯の間に隙間ができる
歯ぐきの位置が変化すると、歯と歯の間に隙間ができることがあります。食べ物が詰まりやすくなる場合もあります。
③清掃が難しくなる
歯ぐきが下がることで形状が変化し、歯磨きが難しくなることがあります。その結果、汚れが残りやすくなる可能性があります。
④炎症が起こりやすくなる
歯ぐきが下がると、細菌が入り込みやすい環境になる場合があります。インプラント周囲炎につながることがあります。
⑤見た目の印象への影響
前歯など目立つ部位では、歯ぐきの位置の変化によって見た目の印象が変わることがあります。歯ぐきが下がることで歯が長く見えるように感じる場合もあります。
歯ぐきの状態はインプラントの機能だけでなく、見た目にも関係します。変化を感じた場合は歯医者で相談することが大切です。
3. インプラント周囲の歯ぐきが下がるのを防ぐケア方法

インプラントを長く使用するためには、日常のケアと歯医者での管理が重要です。歯ぐきの健康を保つために意識したいポイントを紹介します。
①丁寧な歯磨きを行う
インプラント周囲は汚れが残りやすいことがあります。歯と歯ぐきの境目を意識して丁寧に歯磨きを行いましょう。
②歯間ケアを取り入れる
歯ブラシだけでは落としきれない汚れがあります。デンタルフロスや歯間ブラシを使用することで清掃性を高めることができます。
③強い力で磨かない
過度なブラッシングは歯ぐきに負担をかけることがあります。やさしい力で小さく動かすように磨くことが大切です。自己流だと誤っている場合もあるため、歯科医師や歯科衛生士から適切な歯磨き方法の指導を受けるとよいでしょう。
④定期検診を受ける
歯医者で定期的にチェックを受けることで、インプラント周囲の状態を確認できます。早期の変化に対応しやすくなります。
⑤噛み合わせの確認
噛み合わせに問題がある場合は、インプラントに負担がかかることがあります。必要に応じて歯医者で噛み合わせの調整が行われることがあります。
インプラントを長く維持するためには、日常のケアと歯医者での定期管理を継続することが重要です。
4. 岡山市北区の歯医者 まえだデンタルクリニックのインプラント治療について

岡山市北区津島西坂の歯医者 まえだデンタルクリニックでは、歯を失ってしまった方への選択肢としてインプラント治療に対応しています。 インプラントは、失った歯の部分に人工の歯根を埋め込み、その上に人工の歯を装着することで、天然歯に近い機能と見た目を回復させる治療法です。 ご自身の歯に近い自然な噛み心地を取り戻し、食事や会話を再び楽しめるようサポートすることを目指します。
【岡山市北区の歯医者 まえだデンタルクリニックのインプラント治療の特徴】
当院のインプラントのポイント① CTによる精密な診断と安全性
インプラント治療では、事前にCT撮影を行い、顎の骨の量や状態、神経の位置などを詳細に確認します。安全性を第一に考え、精密な診断に基づいた治療計画を立案します。
当院のインプラントのポイント② 周囲の健康な歯を守る治療
インプラントは失った部分に独立して人工歯根を埋め込むため、ブリッジのように両隣の健康な歯を削る必要がありません。周囲の歯に負担をかけず、ご自身の歯を最大限に残すことができます。
当院のインプラントのポイント③ 天然歯に近い自然な噛み心地
顎の骨にしっかりと固定されるため、入れ歯のようなズレや違和感が少なく、ご自身の歯に近い感覚でしっかりと噛むことができます。見た目の美しさも回復します。
当院のインプラントのポイント④ 最適な選択肢のご提案
当院ではインプラント治療のほか、自家歯牙移植(ご自身の他の歯を移植する方法)も含め、患者さまのお口の状態やご希望に応じた最適な選択肢をご提案しています。
岡山市北区でインプラント治療をお探しの方、または歯を失ってお悩みの方は、まえだデンタルクリニックにご相談ください。CT診断に基づき、患者さまに合った治療法をご提案いたします。
まとめ

インプラント周囲の歯ぐきが下がる原因には、インプラント周囲炎、噛み合わせの負担、過度な歯磨き、加齢などさまざまな要因があります。歯ぐきが下がると見た目の変化だけでなく、清掃性の低下や炎症のリスクにつながる場合があります。インプラントを長く維持するためには、毎日の丁寧な口腔ケアと歯医者での定期検診を継続することが重要です。インプラントについてお悩みの方は、岡山市北区の歯医者 まえだデンタルクリニックまでお問い合わせください。
監修:前田 武将
2000年 岡山大学歯学部 卒業
2004年 岡山大学大学院 歯周病態学分野 修了・学位取得
【勤務歴】
森本歯科(姫路)に2年勤務
MOMO DENTAL CLINIC(岡山)に3年勤務
【所属機関】
日本口腔インプラント学会
日本顎咬合学会
日本歯周病学会
日本臨床歯科学会(大阪SJCD)
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