子どもに小児矯正は必要?始める前に知っておきたいメリット・デメリット
2026年03月31日(火)
歯のコラム
子どもの歯並びについて、「小さいうちに矯正を始めたほうがよいのだろうか」と悩む保護者の方は少なくありません。しかし、すべての子どもに小児矯正が必要というわけではなく、始める時期や治療の目的を理解しておくことが大切です。歯並びや噛み合わせは、見た目だけでなく、むし歯や歯ぐきの健康に関わることもあります。今回は、小児矯正の必要性や始めるタイミング、メリット・デメリットについて、岡山市北区の歯医者 まえだデンタルクリニックが解説します。

目次
1. 子どもに小児矯正は本当に必要?

子どもの歯並びが気になると、小児矯正を検討する保護者の方も多いでしょう。まずは、小児矯正の主な目的について理解しておくことが大切です。
①歯並びや噛み合わせを整える
歯が重なっている、前歯が前に出ている、噛み合わせが合わないといった状態は、将来的なトラブルにつながることがあります。小児矯正では、成長を利用して歯並びや顎のバランスを整えていくことが目的の一つとされています。
②顎の成長をサポートする
子どもの顎は成長途中にあるため、成長を利用した調整が検討されることがあります。顎の幅を広げる装置などにより、永久歯が並びやすい環境につながります。
③むし歯や歯ぐきのトラブルを予防する
インプラント歯が重なっていると歯ブラシが届きにくくなり、汚れが残りやすくなることがあります。歯並びを整えることで、日常の歯磨きがしやすくなります。
④口の機能の改善につなげる
噛み合わせの状態によっては、食べ物をうまく噛めない、口が閉じにくい、発音がしにくいといった口の機能に影響が出ることがあり、こうした機能面の改善を目的として行われることもあります。
子どもの小児矯正は、歯並びだけでなく顎の成長や口の機能などを踏まえて検討されることがあります。ただし、すべての子どもに必要とは限らないため、状態に応じて歯医者で相談することが重要です。
2. 小児矯正を始めるタイミング

小児矯正は、子どもの成長に合わせて行うことが特徴です。ここでは、小児矯正を検討する際の主なタイミングについて解説します。
①乳歯と永久歯が混ざる時期
一般的に6歳頃から、乳歯と永久歯が混ざる「混合歯列期」と呼ばれる時期に入ります。この時期は顎の成長が進みやすく、歯が並ぶスペースを整える治療が検討されることがあります。
②顎の成長が活発な時期
子どもの顎は、成長に合わせて発達していくとされています。成長期に矯正を行うことで、顎のバランスを整えながら歯並びの改善につながる場合があります。
③永久歯が生えそろう前の段階
永久歯が生えそろう前の段階で問題が見つかった場合、将来的な歯並びへの影響を考えて早めの対応が検討されることがあります。
④永久歯が生えそろった後
すべての永久歯が生えそろってから矯正を行うケースもあります。この場合は、歯の位置を整える治療が中心になることがあります。
⑤歯科医師の判断によるタイミング
歯並びや顎の状態は子どもによって異なるため、開始時期は個別に判断されることがあります。歯医者で定期的に確認することで、適した時期を見極めやすくなります。
小児矯正の開始時期は一律ではなく、歯並びや顎の発育状況によって異なることがあります。気になる場合は、早めに相談して状況を確認することが大切です。
3. 小児矯正のメリット・デメリット

小児矯正には、成長期ならではの特徴があります。ここでは、小児矯正を検討する際に知っておきたいメリットとデメリットについて解説します。
≪メリット≫
①顎の成長を活かしやすい
子どもの顎は成長途中にあるため、歯が並ぶスペースを整えやすい時期とされています。顎の成長バランスを整えることで、歯並びや噛み合わせの改善が期待される場合があります。
②歯磨きがしやすくなる
歯が重なっていると歯ブラシが届きにくく、汚れが残りやすくなることがあります。歯並びが整うことで歯磨きが行いやすくなり、むし歯や歯ぐきのトラブルの予防につながる可能性があります。
≪デメリット≫
①装置の管理や生活面での注意が必要になる
矯正装置を使用する場合、食事の内容や歯磨きの方法に配慮が求められることがあります。また、装置の使用状況によっては、治療の進み方に影響する可能性があります。
②将来的に追加の矯正が必要になる可能性がある
小児期に矯正を行っても、永久歯が生えそろった後に歯の位置を整える治療が必要になる場合があります。歯並びや顎の成長には個人差があるため、将来の治療方針は経過を見ながら判断されることがあります。
小児矯正では、メリットとデメリットの両方を理解したうえで、子どもの歯並びや成長状況に合わせて歯科医師と相談しながら進めることが重要です。
4. 岡山市北区の歯医者 まえだデンタルクリニックの小児矯正について
岡山市北区津島西坂の歯医者 まえだデンタルクリニックでは、お子様の健やかな成長をサポートする小児矯正に力を入れています。 小児矯正は、顎の成長発育を利用しながら歯並びを整える治療法です。早期に治療を開始することで、将来的な抜歯のリスクを減らし、自然できれいな歯並びへと導きます。 見た目の改善はもちろん、呼吸や姿勢など全身の健康にも良い影響を与え、お子様の未来の可能性を広げることを目指します。
【岡山市北区の歯医者 まえだデンタルクリニックの小児矯正の特徴】

当院の小児矯正のポイント① 成長期を利用した無理のない治療
大人に比べ、子どもの顎はまだ成長途中であるため、その成長力を利用して顎の骨を拡げたり、バランスを整えたりすることが可能です。少ない力で歯を動かせるため、お子様への負担を最小限に抑えながら、理想的な骨格へと導きます。
当院の小児矯正のポイント② お口周りの筋肉を整えるMFT(口腔筋機能療法)
歯並びが悪くなる原因の一つである、舌や唇などの筋肉バランスの乱れを整えるトレーニング「MFT」を取り入れています。お口周りの筋肉を正しく使えるようになることで、矯正後の後戻りを防ぐだけでなく、口呼吸の改善や姿勢の安定も期待できます。
当院の小児矯正のポイント③ 負担の少ないマウスピース矯正「プレオルソ」
5~10歳くらいの生え変わり期のお子様には、シリコン製のマウスピース装置「プレオルソ」などを導入しています。痛みがほとんどなく、装着は「日中の短い時間と就寝時のみ」で済むため、学校へ着けていく必要がなく、継続しやすいのが特徴です。
当院の小児矯正のポイント④ 全身の健康と自信を育む
歯並びが整うと噛む力が均等になり、脳への刺激が増えて集中力が高まるなど、学習や運動面でのメリットも期待できます。また、コンプレックスを解消し、自信を持って笑顔になれるよう、お子様の心と体の成長をトータルでサポートします。
岡山市北区で小児矯正をお探しの方、またはお子様の歯並びが気になる方は、まえだデンタルクリニックにご相談ください。精密な検査に基づき、お子様一人ひとりの成長に合わせた最適な治療法をご提案いたします。
まとめ

子どもの歯並びや噛み合わせは、顎の成長や歯の生え変わりとともに変化していくとされています。小児矯正は、成長期を利用して歯並びや顎のバランスを整えることを目的とした治療ですが、すべての子どもに必要とは限りません。歯並びの状態や成長の状況に応じて、適切なタイミングで歯医者に相談することが重要です。小児矯正についてお悩みの方は、岡山市北区の歯医者 まえだデンタルクリニックまでお問い合わせください。
監修:前田 武将
2000年 岡山大学歯学部 卒業
2004年 岡山大学大学院 歯周病態学分野 修了・学位取得
【勤務歴】
森本歯科(姫路)に2年勤務
MOMO DENTAL CLINIC(岡山)に3年勤務
【所属機関】
日本口腔インプラント学会
日本顎咬合学会
日本歯周病学会
日本臨床歯科学会(大阪SJCD)
K.I.S スタディーグループ
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