小児矯正で受け口は治せる?受け口の原因や予防方法・治療を始める時期とは
2026年08月31日(月)
子どもの受け口に気づき、小児矯正で治療できるのか気になっている保護者の方もいるでしょう。受け口は、下の前歯が上の前歯より前に出ている状態で、歯の傾きや顎の成長など複数の要因が関係することがあります。成長期は顎の発育を考慮しながら治療を進められる場合がありますが、適した開始時期には個人差があります。今回は、小児矯正による受け口の治療方法や原因、予防方法、治療を始める時期について、岡山市北区の歯医者 MAEDA DENTAL CLINICが解説します。
1. 小児矯正で受け口は治せる?
子どもの受け口は、原因や顎の成長段階によって小児矯正を検討できる場合があります。ただし、治療方法や経過には個人差があり、成長を継続して確認することが必要です。
①歯の傾きによる受け口を整える
上の前歯が内側へ傾いているなど、歯の位置が原因となっている場合があります。矯正装置を使って歯の位置や傾きを調整し、上下の前歯の関係を整えていきます。
②顎の成長を利用して治療する
成長期には、上下の顎の発育を確認しながら矯正治療を行うことがあります。顎の成長方向や程度を踏まえ、状態に適した装置や治療方法を検討します。
③矯正装置を使い分ける
受け口の状態によって、取り外し式や固定式などの装置を使用する場合があります。年齢や歯の生え替わり、受け口の原因などを確認して装置を選択します。
④成長に伴って再評価する
治療によって前歯の関係が整っても、その後の顎の成長によって噛み合わせが変化する場合があります。治療後も成長を確認し、必要に応じて再評価します。
⑤小児矯正だけで対応できない場合もある
骨格的なずれが大きい場合などは、小児矯正だけでは対応できないことがあります。永久歯が生えそろった後の矯正治療なども含めて計画を検討します。
小児矯正では、歯の位置や顎の成長を確認しながら受け口の治療を検討する場合があります。ただし、原因や成長によって治療方法は異なるため、継続して経過を確認することが大切です。
2. 子どもの受け口の原因と予防方法
子どもの受け口には、骨格や歯の生え方、口周りの癖などが関係することがあります。骨格など予防が難しい原因もありますが、口周りの習慣を見直すことで影響を抑えられる場合があります。
①骨格や遺伝的な要因を確認する
上顎が小さい、下顎が大きいなど、骨格が受け口に関係する場合があります。予防が難しい要因のため、早い段階から顎の成長や噛み合わせを確認することが大切です。
②舌の癖を確認する
舌の位置や動かし方などの癖は、歯並びや噛み合わせに影響する場合があります。舌の位置や動かし方に気になる点があれば、歯医者へ相談しましょう。
③口呼吸の原因を確認する
口呼吸が続くと、舌や唇など口周りの状態に影響することがあります。鼻づまりなどがみられる場合は原因を確認し、必要に応じて医療機関への相談を検討しましょう。
④頬杖などの癖を見直す
頬杖など、顎へ継続的に力が加わる習慣は噛み合わせに影響する場合があります。普段の姿勢や癖を確認し、顎の一部分へ力をかけ続けないよう意識しましょう。
子どもの受け口には、骨格や歯の生え方など複数の要因が関係することがあります。家庭で予防できない場合もありますが、歯並びや噛み合わせに影響する可能性のある口周りの癖に気づいた場合は、歯医者へ相談することが大切です。
3. 子どもの受け口で小児矯正を始める時期とは
受け口の小児矯正を始める時期は、一律ではありません。歯の生え替わりや顎の成長、受け口の原因などを確認して判断されます。
①乳歯の時期から相談できる
乳歯の段階で受け口がみられる場合は、歯医者への相談を検討しましょう。早めに相談することで、今後の対応について説明を受けられる場合があります。
②前歯の生え替わりが一つの目安になる
永久歯の前歯が生え始める時期は、上下の前歯の関係を確認しやすくなります。反対の噛み合わせが続く場合は、治療の必要性を判断する時期の一つです。
③顎の成長段階を確認する
受け口には上下の顎の成長が関係する場合があります。年齢だけで開始時期を決めず、顎の大きさや成長方向などを検査して治療計画を検討します。
④経過観察を行う場合もある
受け口がみられても、すぐに装置を使用せず、歯の生え替わりや顎の成長を確認する場合があります。定期的に受診して経過をみることが大切です。
⑤成長後の治療が必要になることもある
小児矯正を行っても、その後の顎の成長によって噛み合わせが変わる場合があります。永久歯がそろった後に、追加の矯正治療を検討することもあります。
小児矯正を始める時期は、歯の生え替わりや顎の成長によって異なります。受け口に気づいた段階で歯医者へ相談し、経過を確認しながら治療時期を判断することが大切です。
4. 岡山市北区の歯医者 MAEDA DENTAL CLINICの小児矯正について
岡山市北区津島西坂の歯医者 MAEDA DENTAL CLINICでは、子どもの健やかな成長をサポートする小児矯正に力を入れています。 小児矯正は、顎の成長発育を利用しながら歯並びを整える治療法です。早期に治療を開始することで、将来的な抜歯のリスクを減らし、自然できれいな歯並びへと導きます。 見た目の改善はもちろん、呼吸や姿勢など全身の健康にも良い影響を与え、子どもの未来の可能性を広げることを目指します。
【岡山市北区の歯医者 MAEDA DENTAL CLINICの小児矯正の特徴】
当院の小児矯正のポイント① 成長期を利用した無理のない治療
大人に比べ、子どもの顎はまだ成長途中であるため、その成長力を利用して顎の骨を拡げたり、バランスを整えたりすることが可能です。少ない力で歯を動かせるため、子どもへの負担を抑えながら、理想的な骨格へと導きます。
当院の小児矯正のポイント② お口周りの筋肉を整えるMFT(口腔筋機能療法)
歯並びが悪くなる原因の一つである、舌や唇などの筋肉バランスの乱れを整えるトレーニング「MFT」を取り入れています。お口周りの筋肉を正しく使えるようになることで、矯正後の後戻りを防ぐだけでなく、口呼吸の改善や姿勢の安定も期待できます。
当院の小児矯正のポイント③ 負担の少ないマウスピース矯正「プレオルソ」
5~10歳くらいの生え変わり期の子どもには、シリコン製のマウスピース装置「プレオルソ」などを導入しています。痛みを感じにくく、装着は「日中の短い時間と就寝時のみ」で済むため、学校へ着けていく必要がなく、継続しやすいのが特徴です。
当院の小児矯正のポイント④ 健康と自信を育む
歯並びが整うと噛む力が均等になり、脳への刺激が増えて集中力が高まるなど、学習や運動面でのメリットも期待できます。また、コンプレックスを解消し、自信を持って笑顔になれるよう、子どもの心と体の成長をトータルでサポートします。
岡山市北区で小児矯正をお探しの方、または子どもの歯並びが気になる方は、MAEDA DENTAL CLINICにご相談ください。精密な検査に基づき、子ども一人ひとりの成長に合わせた最適な治療法をご提案いたします。
まとめ
子どもの受け口は、歯の傾きや顎の骨格、口周りの癖など、さまざまな要因が関係していることがあります。受け口の状態や成長段階によって適した対応は異なるため、歯の生え替わりや顎の成長を確認することが大切です。気になる場合は早めに歯医者へ相談し、小児矯正を始める時期や治療方法について確認しましょう。小児矯正や子どもの受け口についてお悩みの方は、岡山市北区の歯医者 MAEDA DENTAL CLINICまでお問い合わせください。
監修:前田 武将
2000年 岡山大学歯学部 卒業
2004年 岡山大学大学院 歯周病態学分野 修了・学位取得
【勤務歴】
森本歯科(姫路)に2年勤務
MOMO DENTAL CLINIC(岡山)に3年勤務
【所属機関】
日本口腔インプラント学会
日本顎咬合学会
日本歯周病学会
日本臨床歯科学会(大阪SJCD)
K.I.S スタディーグループ
CSTPC
MID-G

■この記事の監修者
前田 武将
経歴
- 2000年 岡山大学歯学部 卒業
- 2004年 岡山大学大学院 歯周病態学分野 修了・学位取得
- 森本歯科(姫路)に2年勤務
- MOMO DENTAL CLINIC(岡山)に3年勤務
所属機関
- 日本口腔インプラント学会
- 日本顎咬合学会
- 日本歯周病学会
- 日本臨床歯科学会(大阪SJCD)
- K.I.S スタディーグループ
- CSTPC
- MID-G