小児矯正はガミースマイルにも有効?子どもにみられる原因と治療法
2026年10月19日(月)
笑ったときに歯ぐきが広く見える状態を「ガミースマイル」と呼びます。子どもは成長に伴って歯ぐきの見え方が変化することもありますが、歯並びや顎の骨、唇の動きなどが関係しているケースもあります。原因によっては小児矯正が選択肢になるため、まずは状態を確認することが大切です。今回は、子どものガミースマイルの原因や小児矯正との関係、治療法について、岡山市北区の歯医者 MAEDA DENTAL CLINICが解説します。
1. 子どものガミースマイルの主な原因
子どものガミースマイルには、成長期ならではの要素が関係していることがあります。主な原因を確認しましょう。
①永久歯が生えきっていない
永久歯が生えている途中では、歯の一部が歯ぐきに覆われ、歯が短く見えることがあります。その結果、笑ったときに歯ぐきが広く見える場合があります。
②顎の骨が成長途中にある
子どもの顎は成長途中にあり、上顎の骨格的な特徴や成長の方向によっては、歯ぐきが目立つ場合があります。顎の成長には個人差があるため、今後の変化も考慮します。
③歯の生え方や位置
永久歯への生え替わりの時期は、歯が生える位置や向きによって口元の見え方が変わります。前歯の生え方や位置によっては、笑った際の歯ぐきの見え方に影響することがあります。
④上唇の動き
笑ったときに上唇が上方向へ大きく動くことも原因の一つです。子どもでも唇の長さや口周りの筋肉の動きによって、歯ぐきが見える範囲に違いが生じます。
⑤複数の要素が関係している
歯の生え替わりや顎の成長、歯の位置、上唇の動きなど、複数の要素が重なる場合もあります。成長途中では、一つの原因だけで判断しないことが大切です。
子どものガミースマイルには、永久歯への生え替わりや顎の成長などが関係している可能性があります。成長に伴って口元の状態が変わる場合もあるため、歯や顎の状態を踏まえて原因を確認することが大切です。
2. 小児矯正はガミースマイルにも有効?
小児矯正では、歯並びや噛み合わせを整え、顎の成長を考慮した治療を行います。そのため、歯の位置や顎の骨格が原因の場合は、歯ぐきの見え方が改善する可能性があります。
①原因によって適応が異なる
歯の位置や顎の成長が関係している場合は、小児矯正を検討することがあります。一方、歯ぐきや唇が主な原因の場合は、矯正治療以外の対応が必要になることもあります。
②顎の成長を考慮できる
子どもの顎は成長途中にあるため、小児矯正では成長を考慮して治療計画を立てます。上下の顎のバランスを確認し、必要な治療を検討します。
③歯の位置を整えられる場合がある
前歯の位置や傾きが関係している場合は、必要に応じて矯正治療を検討します。ただし、歯ぐきの見え方がどの程度変わるかには個人差があります。
④治療時期の判断が重要
小児矯正は早く始めればよいわけではありません。歯の生え替わりや顎の成長段階を確認し、治療開始の時期を判断します。
⑤口元全体から判断する
治療の必要性は、歯ぐきの見え方だけでは判断できません。歯並びや噛み合わせ、顎の状態など、口元全体を確認することが大切です。
小児矯正がガミースマイルに適しているかは、原因や成長段階によって異なります。歯ぐきの見え方だけで決めず、歯や顎の状態を確認したうえで治療の必要性を判断することが大切です。
3. 小児矯正で行うガミースマイルの治療法
小児矯正でガミースマイルに対応する場合は、原因を確認し、歯の位置や顎の成長などに応じた治療を検討します。
①上顎の成長を考慮する
上顎の骨格が関係している場合は、成長期の顎の変化を確認しながら矯正治療を進めます。成長の方向によって、使用する装置や治療方針は異なります。
②前歯の位置を調整する
前歯の位置が歯ぐきの見え方に関係している場合は、必要に応じて矯正装置による位置の調整を検討します。歯並びや噛み合わせを考慮しながら歯の位置を調整し、歯ぐきの見え方の改善を目指します。
③前歯の傾きを整える
前歯の傾きの調整が必要な場合は、歯並びや成長段階などに応じて、ワイヤー矯正やマウスピース矯正などを検討することがあります。使用する装置は歯並びによって異なります。
④噛み合わせを整える
上下の顎や前歯の位置関係に問題がある場合は、噛み合わせを確認しながら矯正治療を行います。上下の顎や歯のバランスを考慮して治療を進めます。
⑤口周りの筋肉に働きかける
唇や舌の使い方が口元に影響している場合は、口周りの筋肉のトレーニングを取り入れることがあります。ただし、原因によっては別の治療が必要です。
小児矯正によるガミースマイルの治療では、歯や顎など原因となる部分に応じて方法を選択します。原因は一人ひとり異なるため、歯や顎の状態を確認したうえで治療方法を検討することが大切です。
4. 岡山市北区の歯医者 MAEDA DENTAL CLINICの小児矯正について
岡山市北区津島西坂の歯医者 MAEDA DENTAL CLINICでは、子どもの健やかな成長をサポートする小児矯正に力を入れています。 小児矯正は、顎の成長発育を利用しながら歯並びを整える治療法です。早期に治療を開始することで、将来的な抜歯のリスクを減らし、自然できれいな歯並びへと導きます。 見た目の改善はもちろん、呼吸や姿勢など全身の健康にも良い影響を与え、子どもの未来の可能性を広げることを目指します。
【岡山市北区の歯医者 MAEDA DENTAL CLINICの小児矯正の特徴】
当院の小児矯正のポイント① 成長期を利用した無理のない治療
大人に比べ、子どもの顎はまだ成長途中であるため、その成長力を利用して顎の骨を拡げたり、バランスを整えたりすることが可能です。少ない力で歯を動かせるため、子どもへの負担を抑えながら、理想的な骨格へと導きます。
当院の小児矯正のポイント② お口周りの筋肉を整えるMFT(口腔筋機能療法)
歯並びが悪くなる原因の一つである、舌や唇などの筋肉バランスの乱れを整えるトレーニング「MFT」を取り入れています。お口周りの筋肉を正しく使えるようになることで、矯正後の後戻りを防ぐだけでなく、口呼吸の改善や姿勢の安定も期待できます。
当院の小児矯正のポイント③ 負担の少ないマウスピース矯正「プレオルソ」
5~10歳くらいの生え変わり期の子どもには、シリコン製のマウスピース装置「プレオルソ」などを導入しています。痛みを感じにくく、装着は「日中の短い時間と就寝時のみ」で済むため、学校へ着けていく必要がなく、継続しやすいのが特徴です。
当院の小児矯正のポイント④ 健康と自信を育む
歯並びが整うと噛む力が均等になり、脳への刺激が増えて集中力が高まるなど、学習や運動面でのメリットも期待できます。また、コンプレックスを解消し、自信を持って笑顔になれるよう、子どもの心と体の成長をトータルでサポートします。
岡山市北区で小児矯正をお探しの方、または子どもの歯並びが気になる方は、MAEDA DENTAL CLINICにご相談ください。精密な検査に基づき、子ども一人ひとりの成長に合わせた最適な治療法をご提案いたします。
まとめ
子どものガミースマイルは、さまざまな原因が関係していることがあります。歯の位置や顎の骨格が原因の場合は、小児矯正によって歯並びや噛み合わせを整え、歯ぐきの見え方の改善を目指せることがあります。原因によって適した対応は異なるため、まずは口元の状態を確認することが大切です。小児矯正や子どものガミースマイルでお悩みの方は、岡山市北区の歯医者 MAEDA DENTAL CLINICまでお問い合わせください。
監修:前田 武将
2000年 岡山大学歯学部 卒業
2004年 岡山大学大学院 歯周病態学分野 修了・学位取得
【勤務歴】
森本歯科(姫路)に2年勤務
MOMO DENTAL CLINIC(岡山)に3年勤務
【所属機関】
日本口腔インプラント学会
日本顎咬合学会
日本歯周病学会
日本臨床歯科学会(大阪SJCD)
K.I.S スタディーグループ
CSTPC
MID-G

■この記事の監修者
前田 武将
経歴
- 2000年 岡山大学歯学部 卒業
- 2004年 岡山大学大学院 歯周病態学分野 修了・学位取得
- 森本歯科(姫路)に2年勤務
- MOMO DENTAL CLINIC(岡山)に3年勤務
所属機関
- 日本口腔インプラント学会
- 日本顎咬合学会
- 日本歯周病学会
- 日本臨床歯科学会(大阪SJCD)
- K.I.S スタディーグループ
- CSTPC
- MID-G