歯科の基礎知識③|岡山市北区の歯医者・歯科|医療法人 優聖会 MAEDA DENTAL CLINIC

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歯科の基礎知識③

こんにちは!

気持ちのよい気温が続く春はアッという間に終わり、気が付けば夏日・真夏日、と暑い日々が続くようになりました。

熱中症に気をつけねばならない季節がやってきた、という事で対策としてスポーツドリンクを飲まれる方もおられるかと思います。美味しく、汗をかくことによって失われた成分を体に取り込めるとても良い飲み物なのですが、美味しいだけに糖分も結構入ってます。

飲みすぎ注意、そして飲む以上は口腔内のケアも念入りにするように気を付けて頂ければと思います。

当院では2階の増築の工事が順調に進んでいっております。

進行具合の写真だったり、色々な写真などがアップされている当院のインスタグラムのアカウント「maeda_dental」も機会があれば是非チェックしてみてくださいませ!

歯科の基礎知識の続き、今回は「歯を抜けたまま放置すると・・・」になります。

そもそもなのですが、実は歯は顎の骨にしっかりと固定されているわけではありません。

上下28本(親知らずを入れると32本)が、1本1本微妙に動きながら全体としては規則正しく並び、弓状の歯列を作って、お互いが支えあいながら安定を保っています。

もし、一本でも歯を失ってしまうとその安定が崩れ、両隣は抜けた歯のところへ傾き、かみ合う相手の歯は支えを失って、上の歯は下へ、下の歯は上へと伸びていきます。

さらにその状態を放置すると、両隣やかみ合う相手の歯だけでなく、連鎖的に他の歯も動いていき、かみ合わせのバランスが崩れていきます。

私たちはかみ合わせのバランスを修正するように歯や口を動かすので、顎や周囲の筋肉に無理な負担をことになってしまいます。その結果、顎関節症などによって調子がわるくなったりします。歯並びも悪くなっているので、歯磨きなどのホームケアもしづらく、虫歯や歯周病が発生しやすくなる環境となってしまいます。

このように歯を抜けたまま放置すると一本抜けたことによる不便さもさることながら、お口のなかの環境が悪化してしまいます。

もちろん、そもそも歯が抜けないのが一番ではあるので、日々のハミガキなどのホームケアであったり、それでは取り切れない汚れは歯科衛生士によるプロケアできれいにして、歯が抜ける原因となりがちである虫歯や歯周病にならないように気を付けるのが大事となります。

今のお口の中の状態を知るために定期的に検診を受けたり、クリーニングを是非お勧め致します。