削らないむし歯治療

2025年05月16日(金)

こんにちは!

今回は削らないむし歯治療についてのお話です。

むし歯は細菌による感染症であることから、これまではむし歯部分を大きく削りました。

しかし、ホームケアやプロによる特別なケア(PMTCなど)、フッ素の活用などにより、かかり始めの

むし歯なら進行を抑制できることがわかっています。

また、修復材が改良され、必要以上に歯質を削らずに残す治療が可能になっています。

現代のむし歯治療は、できるだけ削らない『ミニマルインターベンション』の考え方にのっとって

行われています。

歯は削った部分が大きいほど、弱くなります。

そして、よほど予防に努めない限り、再発と修復治療が繰り返されて最後は歯を失うことになります。

お口の健康や見た目の自然さという点でも、天然の歯に勝るものはありません。

ご家庭での歯磨きはもちろん、歯科医院での定期的なチェックとプロのケアを受けて、治療は最小限に

とどめるのが、自分の歯を残す最適な方法です。